有機元素化学研究室(山下研) 
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〒464-8603 名古屋市千種区不老町
名古屋大学 大学院工学研究科 
有機・高分子化学専攻
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工学部1号館1029号室 (2階から入る)


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減圧蒸留の友

(2c) アルカンの高効率官能基化へ向けた触媒開発(特に脱水素化)

(2c-1) 研究項目2aにて示した含ホウ素ピンサーIr錯体のうち、iPr基が置換したPBP-Ir錯体はアルカンの脱水素移動触媒反応に活性を示すことを明らかにした。触媒活性は世界最高の触媒には及ばないが、ホウ素配位子を持つ錯体がアルカンの脱水素化触媒として利用された初めての例となる。また、含ホウ素ピンサー配位子のアルキルホスフィン側鎖を長くした誘導体を触媒として用いてアルカンの脱水素化を行うと、触媒活性が約3倍に向上した。現在はさらなる高活性触媒の開発を検討している。




1) Tanoue, K.; Yamashita, M. Organometallics 2015, 34, 4011-4017.    doi
2) Kwan, E. H.; Kawai, Y. J.; Kamakura, S.; Yamashita, M. Dalton Trans. 2016, 45, Advance Article.    doi